皮膚には表皮・真皮・皮下組織の三つの層と、汗腺・皮脂腺・毛などの付属器官からなっています。 表皮では、皮脂と汗が混ざり合って皮脂膜を作り、皮膚を覆っています。これが天然のクリームとして、皮膚の乾燥を防いだり、ほてりや細菌などから守っています。表皮はさらに、角質層、顆粒層、有棘層、基底層に分かれます。一番外側の角質層には、乳酸塩や尿素などの水溶性の保湿物質が30〜40%含まれていて、表皮脂質をつくっています。 実は、この表皮脂質をつくっているのが、レシチンと同じ物質のリン脂質なのです。リン脂質は、たいへん水になじみやすい脂質ですから、脂質の中の水分を閉じ込めて放しません。 肌の乾燥を防ぐには、レシチンを不足させないことが大切なのです。 |